多くのノマドワーカーが、仕事でリュックを使っています。リュックは収納力の高さが魅力のカバンです。さまざまな大きさのポケットに小物類が収まり、両手も空くという理由で人気があります。ノマドワーカーはどんなリュックを選んでいるのか、持ち物とともにご紹介します。
ノマドワーカーがリュックを選ぶ理由
一言でバッグと言ってもさまざまなものがありますが、多くのノマドワーカーが好んで使っているのは『リュック』です。
これまで、リュックというとカジュアルな印象のため、ビジネスシーンにはふさわしくないとされてきました。
しかし、近年スーツ姿でリュックを抱えるノマドワーカーも増えています。ノマドワーカーは、なぜリュックを選ぶのでしょうか。その理由を詳しく見ていきましょう。
重たい荷物も楽に運べる
憧れる人も多いノマドワーカーですが、どこでも仕事ができるという特徴ゆえに、荷物は多くなりがちです。なかでもノートパソコンは、ノマドワーカーにとって欠かせないアイテムになります。
ノートパソコンも以前と比べれば軽量で薄型のタイプが増えてきたものの、荷物の中で1、2を争う重量を持っています。
タブレットやスマホ・充電するためのケーブル類やバッテリー・アイディアを書き出すためのメモ帳や手帳なども基本的に必要になるでしょう。
飲み物やちょっとしたお菓子・折りたたみ傘などはあると便利です。あくまでも一例ですが、ノマドワーカーの荷物はまとめると結構な重さになります。
持ち運ぶのに苦労する荷物を楽に携帯できるリュックは、ノマドワーカー求めるニーズにマッチしているのです。
両手が空くので効率がよい
電車や飛行機で移動するとき、乗り物の中でもメールの処理や資料の作成をする場合もあるのではないでしょうか。
そのような時に『手さげカバン』や『肩かけバッグ』では手がふさがってしまうため、不都合を感じるかもしれません。
リュックなら、両手が空くので荷物を背負ったまま作業できます。移動時間も効率よく仕事をできる点が、多くのノマドワーカーに選ばれる理由です。
大きめのPCが入るリュック
リュックにも、ものによってさまざまな特徴がありますが『大切なパソコンが収納できるか』は、ノマドワーカーにとって最もチェックしておきたいポイントではないでしょうか。
以前に比べるとパソコンの大きさも小さくなってきましたが、なかには大きなパソコンを使用しているノマドワーカーもいるでしょう。
ここでは、大きめのパソコンも収納できるリュックを紹介します。
コスパよし incase city collection compact backpack
リュックサックでありながら、薄型で綺麗な長方形をしているリュックが『incase city collection compact backpack』です。
カジュアルになりがちなリュックですが、フォルムが美しいのでスーツ姿で持っても違和感はないでしょう。
また、スリムな見た目にもかかわらず、ポケットの数が多くパソコンや紙の資料・タブレット・マウス・ボールペンなど、こまごまとしたノマドワーカーの必需品がきちんと収納できるのが魅力です。
- 商品名:City Collection Compact Backpack
- 価格:1万6740円(税込)
- Incase:商品ページ
泊まりにも対応 ISAR バックパック
アップル公認のリュックで人気があるのが『ISAR バックパック』です。考え抜かれた作りとおしゃれなデザインが人気をあつめています。
大きな収納部は二つです。一つはクッション性に優れているので、パソコンなどのモバイル機器を入れるとよいでしょう。
もう一つは、収納部を覆う形状の大きなサブポケットで、こまごまとしたモバイル周辺機器を入れたり、着替えの衣類を入れたりと便利です。
2泊程度の宿泊なら、このバッグ一つで大小どちらの荷物も収まるでしょう。出張の多いノマドワーカーにおすすめのリュックです。
- 商品名:ISAR ECO YARN – Black (M size) Cote&Ciel コートエシエル リュックサック
- 価格:2万3328円(税込)
- Cote&Ciel :商品ページ
ZONE/ゾーン 3WAYブリーフケース
スーツスタイルにリュックは抵抗があるというノマドワーカーには、リュック・手提げ・肩かけの3タイプの持ち方が可能な『ZONE/ゾーン 3WAYブリーフケース』がおすすめです。
バッグの大きさがB4サイズなので、大きめのノートパソコンもすっぽり収まるでしょう。資料やペットボトルの飲料水・折り畳み傘なども入るので、荷物が多くなるノマドワーカーにぴったりです。
外側のポケットは大きく三つに分かれており、電卓やメモ帳・スマホ・ペンケースなどを好みの位置に収納できるようになっています。
- 商品名:3WAY BRIEFCASE
- 価格:4万8600円(税込)
- 吉田カバン:商品ページ
カメラが入るリュック
撮影が必要なノマドワーカーにとっては、パソコンはもちろん、カメラも安全に持ち運びたいアイテムです。
そのようなニーズに応える『カメラの持ち運びを前提としたリュック』もあります。
パソコンは『パソコン用ポケット』に、カメラは『カメラ用のポケット』に、それぞれ収納場所が分けられるので、パソコンとカメラの接触がなく安心して持ち運べます。
ここでは、代表的なカメラが入るリュックを二つ紹介します。
エレコム オフトコ
『エレコム オフトコ』は『カメラインナーケース』を使うと、メインの収納が上下の2室に分かれるのが特徴です。
インナーケースはクッション性のある箱型の収納ポーチなので、高価なカメラやレンズを傷つける心配もなく、安心して持ち運びできます。
収納部の上部には『メッシュポケット』がついており、ペットボトルなどの飲みものやノマドワーカーに欠かせないケーブル類もわかりやすくスッキリと収納できるでしょう。
背面にあるパソコン収納部は、15.6インチまでのパソコンが余裕で収納できる大きさがあります。
リュックの外側には『三脚を取り付けられるフック』があるのに加えて、リュックを降ろさずにカメラの取り出しができる『ダブルファスナー』もついています。
- 商品名:エレコム カメラバッグ バックパック off toco ハイグレード Lサイズ
- 価格:8878円(税込)
- Amazon:商品ページ
プライマシステム
『プライマシステム』は、プライマパック・バージケース・フィールドスペースの三つで構成されたリュックです。
リュック本体の『プライマパック』は、30Lまで伸長できるので、ノマドワーカーの仕事道具だけではなく2〜3日の旅行まで対応できるでしょう。
傷が心配なカメラは『バージーケース』に入れて、プライマパックの下部に収納できます。バージーケースも10リットルまで収納可能なので、出先ではバージーケースだけを持って撮影すること可能でしょう。
『フィールドスペース』にはタブレット端末を収納できます。
さらに、雑然としがちなケーブルやモバイルWi-Fiなどを収納できる小さなポケットや2本のペンが収納できるペンポケットも便利です。
- 商品名:Prima System
- 価格:3万6890円
- RAKUNEW:商品ページ
耐久性のあるリュック
パソコンをはじめとする大切な仕事道具を持ち運ぶリュックは『耐久性』も見逃せないポイントではないでしょうか。
こちらでは、特に水への耐久性に秀でたリュックを3つご紹介します。
雨に強い Bite slim
『Bite slim』の特徴は、リュックの生地に『ポリエステル900D』を使っているため、水に弱いパソコン類でも、多少の雨なら防げる点です。
ただし、ファスナーは『止水仕様』になっていないので、完全に防水ができるわけではありません。
メインの収納部は、パソコン・タブレット・書類を分けて収納できるように仕切りがついています。三つの収納部に分かれているので、それぞれの収納部の厚みは気にならないでしょう。
- 商品名:シャトルデイパック
- 価格:1万9440円(税込)
- THE NORTH FACE:商品ページ
ブリーフィング SIMPLE FLAP
ブラックに赤のステッチがおしゃれな『ブリーフィング SIMPLE FLAP』は『1050デニール・バリスティックナイロン100%』素材を使用しています。
メインの収納部は巾着のように口を閉める方式ですが、横のファスナーからも荷物が出し入れできるようになっています。
また外側の『上下二つのファスナーポケット』も便利な機能です。
下のポケットは『ダブルファスナー』になっていて、中を開けると鍵をつけられるキーリングや財布を入れられる内ポケットがついています。
側面には『ペン差しポケット』もついているため、メモが必要になった時にもさっと取り出せるでしょう。
- 商品名:BRIEFING SIMPLE FLAP DAY BAG
- 価格:4万1040円(税込)
- THREE WOOD:商品ページ
リフォーム バックパック
『リフォーム バックパック』の特徴は、パソコン収納部が『ハードケース』になっていることです。
『防滴』で『耐久性が高い』点はパソコンを持ち歩く機会の多いノマドワーカーには非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。
メイン収納部には内ポケット二つと、ペン差し二つの多ポケット仕様になっています。ファスナーが斜めになっているので、体にかけたままでも中身を取り出しやすいこともメリットです。
- 商品名:Reform Tensaerlite Backpack 15″
- 価格:2万4840円(税込)
- Incase正規代理店:商品ページ
まとめ
ノマドワーカーにとってパソコンは大切な仕事道具です。タブレット端末やモバイルWi-Fiなどの水や衝撃に弱い機器や、ケーブルやマウスなどのこまごまとしたものも欠かせません。
リュックは容量が大きいだけではなくポケットが多いため、煩雑になりがちな小物もスッキリと整理できるのが特徴です。
また、リュックなら両手が空くため、電車で立っているときにもスマホを操作できます。ノマドワーカーとして移動の時間を有効活用できるでしょう。
さまざまな特徴を持つリュックが発売されているので、好みに合ったものを探してみてはいかがでしょうか。