自分が描いた漫画や絵日記などをブログに載せる人が増えています。ブログで作品を公開するだけでなく、アマチュアとして稼ぐことも可能です。絵日記ブログの成功のヒントや稼ぎ方を解説します。参考にしてみましょう。
絵日記ブログ成功のヒント
はじめに、絵日記ブログで成功するためのヒントを三つ紹介します。どれも重要なポイントなので、しっかりと読んで実践しましょう。
共感を得やすいネタを提供
絵日記ブログに限らず、ブログを読んでもらうとき『読者から共感を得やすいネタになっているか』は重要なポイントです。また、『読んでから知識になるか』についても意識して作りましょう。
例えば、「私は今日このお店でランチを食べました」という絵日記を書いたとします。有名人なら注目を浴びますが、一般のブロガーが同様のことをしても、読者の興味をひくことは難しいでしょう。
日常生活をネタにするときにも、読者に『共感』や『知識』を与える絵日記になっていなければ、ブログのリピーターにはなってくれません。
「私もそう思っていた」「こんな方法があるんだ」などと感じてもらえるネタにすることを忘れないようにしましょう。
成功するにはキャラ設定がカギ
絵日記に登場するキャラには、個性的な設定が必要です。人気漫画と呼ばれる作品には、強烈な個性を持つ主人公や仲間たちがいます。
あくまでも絵日記なので、キャラ設定をあまりにも個性的にしすぎると現実離れしますが「この絵日記の主人公はこのような人なのだな」と読者に印象づけることは大切です。
実在するブロガーやユーチューバーの中でも、キャラが確立されている人は、多くの読者や視聴者を獲得しています。絵日記ブログでも『キャラ設定』を考えて取り組んでみましょう。
更新頻度を上げる
ネタやキャラ設定がほかのブロガーとうまく差別化できていても、記事の更新頻度が少なければ、読者の目に留まりにくくなってしまいます。
毎日更新するのが望ましいですが、せめて週に2〜3本のペースで記事を投稿しましょう。
絵日記ブログで成功しているブロガーは、毎日のように記事を更新して読者を楽しませています。より上を目指すなら、コンスタントに記事を更新するのがよいでしょう。
ブログサービス選びも大切
絵日記ブログをはじめるにあたり、ブログサービス選びも大切です。ここからはブログを始めるメリット・デメリットを解説します。
ブログを始めるメリット
作成した絵日記を公開するときには、ツイッターなどの『SNS』を利用する方法もあります。そのうえでSNSよりもブログで絵日記を公開するメリットとしては、以下があげられるでしょう。
- グーグルアドセンスなどで稼ぐ方法がある
- 独自ドメインを取得する有料ブログなら財産になる
- 無料ブログならポータルサイトからの集客も可能
絵日記ブログは単に公開するだけでなく『グーグルアドセンス』などを利用して、収益化する方法があります。趣味程度でスタートさせても、収入につながるのは魅力的です。
独自ドメインを取得して、サーバー契約をする有料ブログは、記事を更新するとグーグルアドセンスの収入も相乗的に増えていきます。
無料ブログでもポータルサイトからの流入があるので、効率的な集客は可能です。これらを踏まえると、絵日記ブログを始めるのはメリットになると言えるでしょう。
ブログのデメリット
一方で、ブログのメリットも把握しておく必要があります。ブログのデメリットは以下の通りです。
- ブログ開設までに手間がかかる
- 独自サイトは有料
- SEOの観点から検索流入を狙うのが難しい
無料ブログを始めるときは、そこまで面倒な手間は要りません。しかし、独自ドメインやサーバー契約が必要な独自サイトにはさまざまな設定が必要なので、初心者だと処理に戸惑う場面もあるでしょう。
また、独自サイトにすると月々数百円や数千円程度ですが、費用が必要です。そのほかの初期費用で数万円になるケースもあります。後に自分の財産になるとはいえ、継続的な維持費も生じるでしょう。
独自サイトを持つことはお店を構えることと一緒で、以後のやり方次第で十分に稼ぐことが可能です。そのための初期投資として、必要経費がかかると考えましょう。
通常のブログは検索エンジンからの読者流入を目指すものが一般的です。ところが、絵日記ブログはSEO対策が難しいので、検索流入を狙うのが難しい傾向にあります。
アクセス数を上げるならSNSも利用しよう
検索エンジンからの流入を狙うのが難しい絵日記ブログは『ツイッター』や『インスタグラム』などのSNSを活用するのがポイントです。
特に、画像中心の発信手段であるインスタグラムの利用は効果的と言えるでしょう。方法としては、SNS上で絵日記の1話分を読めるようにすることです。
1話分を読めるようにすると、ブログには流入しにくいと感じるかもしれません。しかし「続きはブログで読めます」などの途中までの公開で、次の動作の選択肢を読者に与える流れは逆効果になってしまいます。
ブログへ誘導する流れは、読者にとってクリックするアクションが必要なので、面倒に感じてしまう場合があるのです。
『1話分をSNS上で公開してほかのストーリーはブログに載せてある』と意識させるのがコツです。
SNSは多くの人の目に留まりやすいので、話題になれば、大手のメディアや出版社からオファーがくることもあります。
収益を上げるための広告ツールを選ぶ
絵日記ブログでアクセスを集める方法を紹介しましたが、今度は、収益を上げるための広告ツールを紹介します。紹介するのは三つの広告ツールです。
Amazonアソシエイト
『Amazonアソシエイト』は、『Amazon』で販売されている商品をブログで紹介して、読者が購入すると報酬がもらえます。
そのため、絵日記を描くときに使った道具や、好きな作家さんの漫画・書籍を紹介する記事を書くのがおすすめです。
もらえる報酬は購入された金額の数%ですが、一般的なアフィリエイトよりも稼ぐハードルは低いと言えるでしょう。
また、Amazonアソシエイトは『クッキー(Cookie)』という機能を取り入れています。
紹介している商品を購入しなくても、24時間以内に読者が再訪問して別の商品を購入すれば報酬になるのです。
読者が運営しているブログにきてもらえれば、紹介していない商品を購入しても報酬となるので、さらに稼ぎやすくなるでしょう。
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楽天アフィリエイト
『楽天アフィリエイト』は、『楽手市場』を中心に『楽天』が提供しているサービスや商品を紹介することで報酬につながる仕組みです。
楽天市場の商品だけでなく『楽天トラベル』で紹介されているホテルや旅館を紹介することもできます。
旅に行ったストーリーを展開するときに、利用した旅館を紹介して魅力を伝えることで読者から宿泊予約を得られれば、収入なるのです。
Amazonアソシエイトも楽天アフィリエイトも、無料でアカウントを持てます。両方に登録しておくのがよいでしょう。
グーグルアドセンス
『グーグルアドセンス』は、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトと違い、広告がクリックされた時点ですぐ報酬になるのがポイントです。
自動配信広告で検索している人の傾向から最適な広告を配信してくれるので、クリックされやすく収益にもつながりやすい特徴があります。
1クリックで、数円から数十円程度の金額ですが、収益化するには1番ハードルが低い方法です。利用にはグーグルのアカウントを取得しましょう。
グーグルアドセンスの申請の際には、グーグルが広告を掲載できるブログかどうかを事前に審査します。合格すると広告への掲載が可能です。
オンライン ビジネス – ウェブサイトの収益化 | Google AdSense – Google
手書きでイラストを描く場合の注意
絵日記を描く場合、下書き・ペン入れ・色づけなどの手順を踏んで完成していきます。完成品をブログやSNSで公開するときは、スキャナーにかける・写真を撮るなどの方法が主流です。
注意して欲しいのは、作品の写真をそのままブログなどに掲載してしまうことです。なかには、影が入ったり画像の平行がうまくいっていなかったりする状態のままアップしている人もいます。
これでは時間をかけて作品を完成させても、絵日記のよさが伝わらなくなります。写メをアップするときは、最低限の画像加工を行いましょう。
アプリで加工しよう
描きあげた絵日記を写メに撮ったらスマートフォンアプリで加工すると綺麗な画像でアップできます。iPhoneなら、あらかじめ写真を加工できる機能が備わっています。
不要に映り込んだ部分をトリミングで切り取ったり、影になっている部分のコントラストを明るくしたりすることが可能です。
作品を撮影した後は、アプリで加工して見やすい画像に整えてから掲載しましょう。
まとめ
自分の絵日記をブログやSNSで掲載している人が増えてきました。掲載するからには、多くの読者に見てもらいたいところです。
しかし、絵日記ブログの特性から、SEOによる検索流入は難しい傾向にあります。SNSをうまく活用してブログへの流入を増やすことが必要です。
また、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイト、グーグルアドセンスを使って、ブログの収益化も目指しましょう。
手書き作品を写真に撮る際は、アプリで加工して『読者に見やすい絵柄にすること』を心がけるのがポイントです。