ブログの基礎知識

ブログ収入などの副業は会社員でもOK?実態や副業の方法まとめ

副業をしている・してみたいという会社員は増加傾向にあります。副業に興味があるなら、ブログ収入にチャレンジしてみましょう。時間や場所にとらわれない副業は、本業に与える影響も最小限におさえられるでしょう。会社員でもできるブログを始めてみませんか。

会社員と副業について

これまで、厚生労働省の『モデル就業規則』では、副業を原則禁止していました。しかし、2018年に方針を転換し、副業を認めるようになったことをきっかけに、副業を容認する企業が増えています。会社員と副業の実態について解説しましょう。

副業をする人は増えている

会社員として働きながら副業している人は、近年多くなってきています。特に、『フリーランス』に関しては『副業として取り組んでいる人が大幅に増えている』という調査結果もあるのです。

フリーランスなら、自宅でできる仕事も豊富なので『時間や場所』にとらわれず、空いた時間で副業にチャレンジできるでしょう。

現在、実際に副業に取り組んでいる会社員は「副業をしてみたい」と思っている会社員のうちのほんの一握りですが、実際に「副業に興味がある・やってみたい」と前向きに考えている会社員は『全体の4割』にものぼっています。

副業や兼業の実態

副業を前向きにとらえている会社員が増えつつある一方で、副業に前向きな企業は『2割ほど』にとどまっているのが現状です。

『過重労働の懸念』や『労働時間の管理ができなくなる心配』が主な原因と言えます。そのため、労働時間の管理が可能な制度が整備されると、副業に意欲的な企業は今よりも大幅に増えるでしょう。

副業が可能かどうか確認しよう

会社員が「副業したい」と考えているなら、まずは『就業規則』を確かめましょう。

副業が『許可制』で意外に簡単に認められるケースもあります。また、なかには『条件つきで認める』という場合もあるのです。

就業規則の確認と周囲の理解

ブログ運営で副業する場合『本業の会社の就業規則で禁止されていないか調べること』が大切です。まずは、会社内のルールについて知ってから、副業する・しないを決めてもよいでしょう。

副業することに決めたなら『職場で理解を得ること』も大切です。事前に上司や同僚に相談しておきましょう。

仮に、副業ができる会社の場合でも『本業に支障をきたさない』ように心がける必要があります。副業に対して過度に入れ込み過ぎず『本業と適度なバランスが取れている』のが理想です。

ブログ収入の仕組みと今後

ブログで収入を得る方法は会社員の副業としても人気です。

手軽に低コストで始められるブログは『どのように収益化できるのか』また『今後も収入を得られる手段なのか』見ていきましょう。

ブログ収入の仕組み

ただ記事を書いているだけでは、いくらブログを書いても収入になりません。ブログを副業にするなら『収入を得る仕組み』をブログに導入しましょう。

代表的なのは『アフィリエイト』です。商品の広告を掲載し、広告経由で商品が売れると報酬を受け取れます。

『アドネットワーク』は広告という点では、アフィリエイトと同じです。特徴は『クリックのみで報酬になる』『自動で最適な広告が表示される』などがあげられるでしょう。

アクセスも人気もあるブログ上級者なら、ブログに広告を掲載することで報酬を受け取る『純広告』を募集して収入につなげることも可能です。

広告以外にも、電子書籍やハンドメイド品など『自分の商品を売る』ツールとして、ブログを活用する方法もあります。

PV数と収入

収入を得られるブログにするためには『PV(ページビュー)数』が大切です。

PV数は『ユーザーが閲覧したブログのページ数』を指します。PV数が多ければ多いほど、ブログの収入も増える傾向にあるのです。

ブログを始めて間もない頃は『月間PV数は3000未満』というケースが多いでしょう。この頃の収入は『0円かせいぜい数百円』です。

しかし、記事を書き続けることでブログを成長させていけば、PVの増加とともに売上増加も見込めます。

3000PV以上なら数千円・1万PV以上なら数千~1万円・3万PV以上なら2万円前後・10万PV以上で10万円前後が狙えるでしょう。

収入の増加はここで終わりではありません。さらにPV数を伸ばしていくと、30万PV以上で10~30万円・100万PV以上で50~100万円・300万PV以上で100万円以上の収入を目指せるのです。

アフィリエイト市場の動向

アフィリエイトの市場は『毎年15%』ほど成長しています。参入する企業が増えてきているのがわかる値です。近年、アフィリエイトが再注目されているのは『スマホの普及』と関連があります。

スマホでいつでもどこでもインターネットが閲覧できるようになったため、アフィリエイト広告をスマホから見ている人が増加し、スマホからの集客も増えているのです。

しかも、アフィリエイトは『成果報酬型』なので、広告の成果が出なければ費用はかかりません。『広告費用のコスト削減』という点からも、アフィリエイトが再び評価されています。

そのため、アフィリエイトを導入してブログで収入を得ることは、今後も稼ぎ続けられる方法と言えるでしょう。

申告はきちんとしよう

ブログで収入を得るようになったら『確定申告』をしましょう。会社員でもブロガーでも同様に必要な手続きです。

仮に、収入があるのに無申告でいると『無申告加算税』が課せられます。正しい方法で確定申告をしましょう。

申告が必要な人

会社員の副業であっても、ブログで収入を得たら確定申告が必要です。しかし、すべての人が確定申告をしなければならないとは限りません。

確定申告を求められるのは『年間所得が20万円以上』の人だけです。ブログから収入を得ていても、その金額が年間20万円に満たないのであれば確定申告をする必要はありません。

ここでポイントになるのは『所得』で考えるということです。『所得』は『収入』とは異なり『収入-経費=所得』という式で算出されます。

そのため、年間で50万円のブログ収入があっても、経費として35万円使っていれば所得は15万円になるので確定申告は不要です。

青色申告について

確定申告には『青色申告』と『白色申告』の2種類あります。青色申告は『複式簿記』で記帳する必要がありますが、『青色申告特別控除』や『損失繰越』が利用可能です。

会社員が副業するとき「青色申告でお得になる制度を利用したい」と考えるかもしれません。しかし、副業でブログを運営している場合には青色申告が使えないため、白色申告のみでの申請となります。

青色申告の利用は『事業所得』に限定されているからです。ブログ運営が事業所得と認められるためには『本業であること』が必須条件になります。

会社員がブログを運営する場合、本業は会社員でブログは副業です。副業は『雑所得』として扱うため、白色申告を利用しましょう。

認められる経費について

『収入-経費=所得』という計算式を先ほど紹介しました。経費は所得金額を左右するうえに税額にも関係する大切な項目です。

ブログ運営の場合、経費としてどのような支出が認められるのでしょうか?

具体的には、レンタルサーバー代・ドメイン代・インターネット代・パソコン代・勉強用の書籍代・企画の打合せで行った喫茶店の料金などが該当します。

つまり『ブログで収入を得るためにかかった支出』が経費になる基準です。自宅で作業をしている場合には『家賃や光熱費の一部』も経費にできます。

その場合には『家事按分』と呼ばれる『使用面積や使用時間によって経費にできる金額を割り出す』方法で算出しましょう。

必要書類

副業のブログ収入は、白色申告をします。その際に必要な書類は『確定申告書B・収支内訳書・各種控除に必要な証明書』です。

『各種控除に必要な証明書』には、生命保険料や国民年金の控除証明書、医療費の領収書、寄附金の受領書などがあります。提出物に漏れがないように用意して、税務署に提出しましょう。

また、提出はしませんが『帳簿』や『領収書』も大切な書類です。『保管義務』があるので、分類してきちんと管理しましょう。

まとめ

副業を始める会社員が増えています。ブログで収入を得る方法は、会社員の副業としてぴったりです。

ブログ収入を受け取ったら、年間所得20万円以上は会社員でも確定申告が必要な点に注意しましょう。正しい方法できちんと申告することが大切です。

スキルアップも目指せる副業に、ブログで挑戦しましょう。

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