ブログで稼ごうと思ったとき、初心者が迷うのが『ジャンル選び』です。初心者でも書きやすく、注目されやすいジャンルはあるのでしょうか?ジャンルを決めるときのコツや、初心者が書きやすいジャンル、そして避けた方が良いジャンルまで徹底解説します。
ブログのジャンルを決めよう
もし、これからアフィリエイトで稼ごうと思っていてブログを立ち上げるのであれば、ジャンルを決めることからはじめましょう。
ジャンルが定まらない日記のようなブログでは人を集めにくく、リピーターもつきにくいからです。
ブログのジャンル一覧
ブログのジャンルには、以下のようなものがあります。
- サブカルチャー系
- 美容系
- 節約系
- ガジェット系
- 金融系
- 育児系
- 乗り物系
- スポーツ系
- ニュース系
これらはあくまで一例にすぎませんし、美容系の中にもエステ・ダイエット・健康サプリメントなどさらに細かく分類できます。
自分の好きなことから選ぶ
ジャンル選びのポイントの1つは、自分の好きなジャンルを選ぶということです。お金になりそうだからといて興味のないジャンルに手を出すと、まず失敗します。
例えば、儲かりそうだという理由で、自分にとってあまり興味のないFXなどの金融系を選んだとしましょう。しかしそういったジャンルには競合も多いですし、興味のある人たちが集まって書いているので、比べるとどうしても見劣りする記事になってしまいがちです。
また、ブログで稼ぐには長期的な視野を持たなければなりません。はじめのうちはモチベーションもあって大丈夫かもしれませんが、興味のないジャンルの記事を長期にわたって書き続けるのは、慣れた人にとっても難しいでしょう。
自分の好きなジャンルだからこそ質が高い記事が作れますし、長く付き合っていけるというわけです。
経験や知識を活かす
ほかにも、ジャンルを選ぶ基準があります。自分の経験や知識が活かせるジャンルを選ぶということです。
本やネットで調べただけの記事は、どうしてもどこかで見たような似たり寄ったりの記事になってしまいがちです。しかし、自分の知識や体験談を交えることで、読んでいる人に説得力を与えられるでしょう。
競合相手との差別化にもつながるので、自分にとって馴染みのあるジャンルを選ぶということも考えてみてください。
ブログのジャンルを選定するポイント
書きたいジャンルを複数まで絞ったけれど、そこから絞れないという人や、あるいはこのジャンルでブログを作っても本当に良いのか悩む人もいるでしょう。
そこで、ジャンルを決定するためのポイントについて解説します。
継続的に検索されるものであること
ブログを使って稼ぐ場合、最初の半年や1年は、収入がまったく入ってこないということもよくあります。ブログを作って短期間で大金を稼げることは、まずないと思った方が良いでしょう。
ブログで稼ごうと思うのなら、数年単位のスパンで見る必要があります。そのため、今話題のものであっても、それが一過性のものであればすぐにネタが尽きてしまうため避けた方が無難です。
また、トレンドが偏っているテーマも避けた方が良いでしょう。例えば『水着』をテーマにブログを書いたとしても、夏はともかく、冬にはアクセス数が減少するのは目に見えています。1年を通して継続的に検索されているテーマを選ぶのがポイントです。
検索数が多いこと
例えば、自分が数年前に好きだったドラマをテーマにしたブログを作ると決めたとします。しかし残念ながら、放送が終了して数年経ったドラマを検索する人の絶対数は多くはありません。
それであれば、ドラマをテーマにして、今現在放送しているドラマの数々を紹介するようなブログにした方が、注目度はあがるでしょう。興味を持ったドラマの視聴者が来てくれるかもしれません。
ブログで稼ぐためには、ある程度の集客性は必要です。人を呼び込むには、比較的検索数があるテーマでブログを書くことが必要となります。
検索数を調べるには『キーワードプランナー』というツールを使えば、月間でその単語がどれくらいの人に検索されているのかを簡単に調べることが可能です。
関連キーワードの数にも注目する
キーワードを検索するときに、一緒に検索されることが多いキーワードを『関連キーワード』と呼びます。
Googleなどの検索エンジンを使ったときに、検索ページの下の方に関連するキーワードというものが表示されます。このキーワードが多いジャンルの方が、ブログは作りやすいです。関連キーワードが少ないと、書くことがなくなってブログがネタ切れします。
キーワードプランナーを使えば、メインのキーワードを調べたときに、それと一緒によく調べられているキーワードもピックアップできます。関連キーワードの多さにも注目していきましょう。
初心者が避けた方がいいジャンルやテーマ
ブログをはじめたばかりのときには、避けた方が良いジャンルというものがあります。そのジャンルで戦っても稼げないことが多いので、次のようなジャンルはテーマからは外しましょう。
競合サイトが強いジャンル
はじめたばかりのブログは訪問者も記事も少なく、検索してもページの上位に検索されないことが多いでしょう。そんな小さなブログが、企業やニュースサイトで取り上げられるようなジャンルで戦うのはまず不可能です。
自分で検索したときに、大企業や公式サイトなどで1ページ目が埋まってしまうようなジャンルは避けた方が良いでしょう。注目度の高いジャンルは競合相手も多く、埋もれてしまう可能性が高くなるので注意してください。
Googleが取り締まっているジャンル
Googleが取り締まっているようなジャンルも避けた方が良いでしょう。
いわゆるYMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれるジャンルで、人の命に関わる医療や健康、金融取引などのお金に関わるジャンルです。検索結果でも個人のブログは上位に表示されにくい傾向があります。
こういったジャンルは中途半端な知識で書くとトラブルになる可能性もありますので、避けた方が無難です。もちろん本人に専門的な知識があればその限りではありません。
ジャンルに合ったアフィリエイトを選ぼう
アフィリエイトは、訪問者がクリックしただけで報酬がもらえる『クリック型報酬広告』と、商品が購入されることで報酬がもらえる『成果報酬型広告』に分かれます。
ジャンルにあったアフィリエイトのタイプを選んでいきましょう。
クリック型報酬広告
クリック型報酬広告は、サイト内で広告がクリックされるだけで報酬が発生するのでハードルは低いのですが、その分、単価も低い傾向があります。
また、誰がクリックしても金額は変わらないので、ブログの訪問者数がそのまま報酬に反映されやすいのです。
話題性・集客性に富んだジャンルであればクリック型報酬広告のアフィリエイトがおすすめです。
成果報酬型広告
一方の成果報酬型広告は、広告の商品が購入されなければ報酬が発生しないので、報酬までのハードルが高いですが、その分、単価が高めです。
訪問者数よりも、その商品を宣伝できるかにかかっています。極端なことを言えば、1万人がサイトを訪れても誰も購入しなければ報酬はもらえませんし、サイトを訪れたのが1人だけでもその人が購入すれば報酬がもらえるのです。
商品の購入が前提のため、商品の種類が多いジャンルに適しています。例えばニュースサイトのように話題性はあっても商品の紹介がしにくいようなものは、成果報酬型広告にはしない方が良いでしょう。
まとめ
ジャンル選びで大切なのは、集客性と普遍性です。一過性の話題や人があまりいないようなジャンルは、アフィリエイトで稼ぐブログのテーマとしては避けた方が良いでしょう。
ほかのブログと差別化しやすく、楽しく記事が書けるので長続きしやすいような、自分にとって馴染みのあるジャンルにすることをおすすめします。