ブログライターの収入相場とは？仕事をはじめる方法や注意点も

数万円の収入を安定して稼げるブログライターは、副業にぴったりの仕事です。日本語でわかりやすく文章が書ければ、誰にでもチャレンジできます。ブログライターのはじめ方について解説するので、新たな収入源として検討してみましょう。

ブログライターとは？

ブログに記事を投稿して収入を得る人を『ブログライター』と言います。

自分のブログに記事をアップして広告収入を得るタイプと、ほかの人が運営するブログに記事を執筆して執筆料を得るタイプの2種類が主流です。

『ブログライターはどういった仕事をしているのか』また『どのような人に向いているか』などを解説します。

なぜブログライターは仕事になるのか

マーケティング戦略の一つとして、『ブログを活用する』企業が増えています。ブログには広告効果があり、これを利用するのが一般的になってきているのです。

ブログ内に掲載した広告は、ユーザーがクリックしたり、商品を購入したりするなどの決められたアクションをすると、成果として認められます。

その結果、ブログの運営者に企業から『広告料』が支払われる仕組みです。

ブログライターが書いた記事に多くのアクセスが集まれば、そこに掲載されている広告への反応の可能性も高まります。そのため、ブログの記事を書くブログライターが仕事として成立するのです。

こうしたブログライターの仕事は、現在増加しています。ブログライターの仕事を紹介するライターサイトに複数登録しておけば、十分な案件数も確保可能です。安定した収入源になるでしょう。

ブログライターのメリット

初心者でもすぐにはじめられるのは、ブログライターの大きなメリットです。特別な資格やスキルが必要な仕事ではないので「はじめよう！」と思ったときにすぐはじめられます。

自分でブログを作ったり運営したりするには、専門的な知識が必要です。しかし、依頼者が用意するブログに記事をアップするスタイルなら、書くことさえできれば仕事ができます。

慣れないうちは、時給換算すると非常に安価になりがちです。しかし、仕事に慣れ執筆スピードがあがってくれば、時給1000円以上を狙うことも十分できるでしょう。

自宅にいながら隙間時間にも稼げるので、小さい子どもがいてパートに行けないという人にもぴったりです。

ブログライターになるための条件

未経験者でも、すぐにチャレンジできるブログライターですが、最低限クリアしておくべき条件があります。それは『日本語についてある程度の文章力があること』です。

多くの人に向けた記事を執筆するので、誰が読んでも意味が明確でわかりやすい文章が求められます。そのため最低限の日本語能力が必要です。

ただし、そこまで難しく考える必要はなく『パッと読んで意味が理解できる文章』が書ければよいでしょう。コツをつかんで執筆を続けていれば、書けるようになります。

ブログライターは稼げる？

近年、ブログライターの需要は増えつつあります。実際に、仕事として稼ぐことは可能なのでしょうか？

収入相場や効率のよい稼ぎ方を紹介するので、自分の理想とするスタイルに合っているかを判断しましょう。

ブログライターの収入相場

結果によって収入が左右するブログライターは、人によって受け取る金額がさまざまです。『能力給』のようなイメージを持つとよいでしょう。

ブログライターの中でも月収100万円といった大金を稼いでいるのは、自分のブログを運営しているタイプの人です。

ブログに掲載した広告への反応に対して、企業から広告収入を受け取るので、広告が成果をあげるほど収入も増えていきます。

ほかの人が運営しているブログに記事を執筆しているブログライターの場合、収入は『文字単価』で計算されることがほとんどです。

初心者なら1文字0.3～0.5円、仕事に慣れてきた中級者なら1文字0.5～0.8円、上級者なら1文字1～3円が目安と言えます。

月収は1～30万円のケースが多いようです。副業なら数万円、本業なら30万円ほどが目安と言えるでしょう。

ブログライターは副業におすすめ

安定的に案件がありつつ、数万円以上の収入も見込めるブログライターは、副業として取り組むのにぴったりです。

もちろん、本業としてブログライターをしている人もいます。しかし、ブログライター1本で生計を立てるとなると、本腰を据えて取り組む必要があります。

ほかのライターとは違うアピールポイントを作ったり、ライティングスキルを身につけたりといった工夫をしましょう。

効率よく稼げるのは更新型の仕事

効率よく収入を得るなら『更新型』の仕事に取り組みましょう。更新型とは、ブログ運営者から依頼を受けて記事を更新する仕事です。

自分のブログを運営して広告収入を得るスタイルは、大きく稼げる可能性があります。しかし同時に、1円も稼げない可能性をもはらんだリスクのある方法です。

書いた分だけ確実に収入が得られる更新型のブログライターなら、最初の1記事目から収入が得られます。単価は安いかもしれませんが、積み重ねれば毎月数万円の収入を得ることも十分可能です。

ブログライターの仕事をはじめる方法

誰でもすぐにはじめられるブログライターですが、はじめ方を知っておくとスムーズにスタートできます。

『自分でブログを運営する方法』と『ブログ運営者の依頼で記事を執筆する方法』2種類のはじめ方について解説します。

ブログライターのはじめ方

自分のブログに広告を掲載して収入を得るなら、ブログを作って『ASP』に登録しましょう。ASPは、広告を出したい企業と掲載したいブログをつなげるサービスです。

ブログにぴったりの広告を選んで掲載すれば、成果に応じて収入を得られます。

ブログ運営者の依頼で記事を執筆するブログライターは、まず、ライターとして採用される必要があります。ブログライターの募集を探しましょう。

よい案件があったら応募し、採用されたらブログライターとして仕事を開始します。

ライターサイトに登録しよう

効率的に案件を探すときには、いくつか登録しておくとよいサービスがあります。

その一つが『ライターサイト』です。ブログライターにぴったりの案件が数多く登録されているので、仕事を効率的に見つけられます。

サイトごとの特徴を知ったうえで登録すれば、採用されやすくなるでしょう。

例えば、『げん玉クラウド』は初心者向けのサイトです。単価は安めですが、300～500文字の案件が多くあるので、初めてでも挑戦しやすくなっています。

『shinobiライティング』は、ブログライターの仕事に慣れてきた頃に挑戦するのがおすすめです。健康・ファッション・暮らし・恋愛・趣味など、幅広いジャンルから自分に合ったものを選べます。

クラウドソーシングもおすすめ

本格的にブログライターに取り組むなら『クラウドソーシング』に登録しましょう。

クラウドソーシングは、仕事を依頼したい人と仕事をしたい人を結びつけるサービスです。その中には、ライター案件も多数あります。

ライターサイトと比較すると案件数が多く、単価も高い傾向があるので、収入を安定させやすいでしょう。

代表的なクラウドソーシングは『クラウドワークス』と『ランサーズ』です。

1文字1円以上の案件も数多く紹介されています。継続案件を獲得できれば、毎月20万円を稼ぎ続けることも可能です。

ブログライターの仕事をする際の注意点

誰でもはじめられるブログライターですが、仕事を続けていくためには、心に留めておきたい注意点があります。ルール違反で信頼を失わないように、マナーを守って執筆に取り組みましょう。

案件の条件を確認し自分の言葉で書く

執筆をするときの注意点は、主に2点あります。

一つ目は『条件をしっかり確認すること』です。案件には、それぞれ条件があります。キーワードや文字数などです。

こうした条件に合った記事を書けなければ、報酬は受け取れません。まずは条件を確認して、自分にできそうな案件かどうかを考えましょう。

二つ目は『オリジナルの文章を書くこと』です。コピペはしないように心がけましょう。発覚すると信頼を失うだけではなく、次の依頼もなくなってしまいます。

ブログライターを仕事にするなら「難しい」と感じた案件でも、最後まで自分の言葉で書きあげましょう。

まとめ

依頼者のブログを更新するタイプのブログライターは、執筆したらその分の報酬を得られます。そのため、副業として取り組むのにぴったりです。

「ブログライターをやりたい」と思ったら、まずはライターサイトやクラウドソーシングに登録して、案件に応募してみましょう。

自分の言葉で条件に合った記事の執筆ができれば、安定して収入を得られる仕事です。