ブログは、時間と豊富なネタがある大学生に、おすすめの稼ぎ方です。アフィリエイトやアドセンスといったブログで稼ぐ仕組みは、社会経験とは関係なく成果を出せます。『大学生であるからこそ書けること』を意識して、稼げるブログを作りましょう。
ブログで稼ぐ方法と仕組み
『ブログが収入につながる』ということが広く知られるようになってきました。
なかでも『アフィリエイト』や『アドネットワーク』は、注目度の高い方法です。これらが稼げる仕組みについて、解説します。
アドネットワーク
アドネットワークは、広告主とブログやホームページをマッチングさせる仕組みです。数多くある広告の中から、自分のブログに最適な、報酬につながりやすい広告を『自動』で表示してくれます。
また、ブログに掲載する広告を選ぶ必要がないので、ブログ作りに集中できます。より質のよい記事を作成したり、検索されやすくなるように工夫したりする作業に、時間を割けるでしょう。
また、アドネットワークは『報酬が発生しやすい』という特徴もあります。広告をクリックされるだけで報酬が発生するのです。
単価は低いものの、比較的成果が目に見えてわかりやすい仕組みといえるでしょう。
アフィリエイト
アフィリエイトは、広告を掲載して稼ぐ、という点ではアドネットワークと似ています。
違うのは『広告を選んで掲載する』『広告主の定めた基準を満たすと報酬が発生する』という点です。
アフィリエイトは成果報酬型のため、掲載した広告を通して『商品が売れる』『メルマガ登録される』『資料請求される』といったそれぞれの基準を満たすことで初めて、報酬が発生します。
成果を出すためには、自分のブログのユーザーが興味を持ちそうな広告を探したり、購入してくれそうなユーザーが検索していそうなキーワードを見つけたりするといった工夫が必要です。
アドネットワークに比べ単価が高いので、仕組みが回りだすと大きく稼げる可能性があります。
直接出稿など純広告
『純広告』は、広告主から直接出稿される広告です。
ブログの特定の位置に固定報酬で掲載します。成果のあるなしに関わらず、一定の報酬が得られるので、安定収入につながりやすい方法といえるでしょう。
ただし、誰でも利用できるわけではありません。広告主が「広告を掲載して欲しい」と思うような、アクセスが多く人気のあるブログにする必要があります。
ブログ初心者がいきなり利用できるものではなく、ブログが大きく成長したときの稼ぎ方として覚えておきましょう。
大学生の強みとは?
大学生であっても。ブログで稼ぐのは可能です。むしろ、時間や環境のことを考えれば、社会人よりも大学生の方が有利といってもよいでしょう。
ブログで稼ぐうえで、大学生に有利なポイントを解説します。
学生ならではの環境
学生は社会人と比較すると、毎日色々なイベントがあります。学校で学び、友達と遊んで、サークル活動に参加し、恋人とデートして、趣味を楽しみ、バイトもする、といった具合です。
これだけさまざまなことをしていれば、ブログのネタに困ることはないでしょう。社会人よりも流行に敏感なので『トレンド』を意識したネタもどんどん見つかります。
また、学校で学んでいることをわかりやすく解説するブログを作るのもよいでしょう。
例えば、英語について詳しく学んでいるのなら、使えるワンフレーズを紹介して、そのフレーズの成り立ちをまとめてみます。ブログで稼ぎながら勉強にもなるため、一石二鳥です。
時間がある
時間があるのも大学生の大きな強みでしょう。毎日色々なことをしているので、忙しさは感じますが、それでも社会人よりは時間に余裕があります。その時間を、ブログ作りや記事の執筆にあてられるのです。
アフィリエイトやアドネットワークで稼ごうとすると、最初はある程度の作業量が必要になります。
また、不慣れなため、一つの作業に時間がかかったり、わからないことを調べたりする手間もかかるでしょう。
時間を要する作業にじっくり取り組み、質を高めるための工夫ができるのは、時間がある大学生ならではのメリットといえます。
ネタがない!そんなときは?
「ごく普通の大学生なのでネタがない」とブログで稼ぐのを諦めている人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが『学びながら書く』ことです。興味があることにチャレンジして、ネタ作りをしましょう。
学びながら書く
ネタがないから書けないときは、学びながら書くのが近道です。まずは行動し、その過程を記事にしましょう。
ブログは、経験がないから書けなかったり、その分野について知らないから書けなかったりするものではありません。初心者であるからこそ気づくポイントもあります。
経験に基づいた『気づき』は、同じように学ぶ人に役立つ情報になるのです。
興味のあるものが特にない場合は、将来に役立つことを始めてみましょう。就職に有利な資格の勉強や、IT関連など高収入の仕事につながる知識を学べば、それがそのままネタになります。
書くときのポイント
ブログ記事を書くときに意識したいのが『権威性』です。ネタを何にするかも大切ですが、誰が書くかというのもポイントになります。
『権威性』というと、社会的な地位のある人でなければ持っていないもののように感じられます。しかし、大学生には大学生の『権威性』があるのです。
例えば、『大学生に人気のアプリ』に関しては、医者や弁護士よりも大学生の方が『権威性』があります。
「大学生である自分の権威性は、どのような分野であれば発揮されるのか」を考え、記事のテーマを設定しましょう。
まずは始めてみよう
ブログで稼ぐには、まずは始めてみることです。ブログ開設から広告設置までの手順を解説するので、順番に取り組んでみましょう。
ブログ開設と記事作成
ブログで稼ぐためには、まずはブログを開設します。アフィリエイト可能なブログサービスを選んで開設しましょう。
できるだけ費用をおさえて簡単に作りたいのなら、無料ブログがおすすめです。必要事項を入力するだけで開設できるうえ、操作も簡単にできます。
ブログをカスタマイズして、本格的に取り組みたい人には『WordPress』がおすすめです。サーバーやドメインを有料で契約したり、サーバーを設定したりする作業が必要ですが、自由度の高さが魅力といえます。
記事を書くときには、読みやすさを意識しましょう。『見出しで内容がわかるようにする』『結論を先に書く』『箇条書きや改行を適切に使う』といったことを意識するだけで、ぐっと読みやすい文章になります。
アフィリエイト登録
アフィリエイトでは、ブログに広告を掲載します。掲載した広告を通して、定められた成果をあげれば、報酬が受け取れる仕組みです。
その広告をもらうためには『ASP』への登録が必要になります。ASPは、広告を掲載してほしい企業と、掲載したいブログの運営者をつないでくれるサービスです。
登録は無料でできるので、ブログを作ったら、まずは登録しておきましょう。
ASPに登録すると、アフィリエイトできる広告を探せます。ASPごとに扱っている広告が違ったり、同じ広告でも報酬が違ったりするので、複数のASPを比較することも大切です。
アドセンス申請
代表的なアドネットワークは『Google AdSense』です。
アドセンスとも呼ばれるこのサービスを利用して稼ぐには、グーグルアカウントを取得後、申請をして、ブログが審査に通過する必要があります。
まずは、下記6つの審査通過ポイントを満たすことで、承認が得やすくなります。
- 文字数1000字以上の記事を20~30記事書く
- 記事は内容のあるものにする
- ブログに問い合わせ先を掲載する
- ほかの広告はすべてはずしておく
- 独自ドメインのブログにする
- アクセス数は1日100PVを目指す
審査通過後は、アドセンス広告コードを取得して、ブログに貼りつけます。問題がなければ広告が表示されるでしょう。
オンライン ビジネス – ウェブサイトの収益化 | Google AdSense – Google
まとめ
大学生は時間に比較的余裕があるのに加えて、毎日の生活からたくさんのネタを見つけ出せるチャンスにも恵まれています。
それでもネタが見つからずにブログが書けない場合は、何か新しいことにチャレンジするのも一つの方法です。初心者であるからこそ得られる気づきは、読む人に役立つ記事のネタになるのです。
アフィリエイトやアドセンスを活用し、大学生ならではの強みを生かして、ブログで稼いでみましょう。